教育用システム

● 教育用システムについて

文理学部内で授業や自習に使うコンピュータの設備を教育用システムと呼びます。

デスクトップシステムについて

Windowsシステム

クライアントに使用されているOSはWindows 10 Enterpriseです。 これらのシステムにMicrosoft社製Office2019などのソフトウェアがインストールされており,教育用コンピュータの使用に際してユーザそれぞれにアカウントが必要となります。

ファイルサーバ

ワードやエクセルなど一部のソフトウェアは,ファイル保存先が使用しているパソコン本体のC:\(Cドライブ)などに設定されています。このまま保存するとファイルは使用しているパソコン本体に保存されてしまいます。そうすると,せっかく作成したファイルを次に使用しようと思ったときに使用できないことがあります。これを避けるために文理学部のシステムでは,ユーザ情報とユーザの作成したデータを保存する場所としてファイルサーバを設置しました。

ファイルサーバとは,文理学部の教育用システムのパソコンとネットワーク経由でつながっており,各ユーザがログインする時の環境を記録のための保存場所と,ユーザの作成したファイルを保存するための保存用のフォルダ(Z:\保存用)があります。このシステムを使用することによってどのパソコンを使用しても,教室を変更しても,前回使った状態と同じように使うことができます。

なお,プロファイルの保存領域,保存用のフォルダ(Z:\保存用)を含むZドライブ領域一人あたり1GB以内です。

データの保存について

データ(ファイル)を保存する際は,保存用のフォルダ(Z:\保存用)もしくはUSBメモリなどのメディアを利用してください。ただし,保存用のフォルダ(Z:\保存用)を含めたファイルサーバの一人あたりの制限容量は,1GB以内なので注意が必要です。また,各ユーザのデスクトップ上の「マイドキュメント」はZドライブに設定されていますので,「マイドキュメント」内の保存用のフォルダ(Z:\保存用)に保存することも可能です。

マイドキュメント及び,保存用のフォルダ(Z:\保存用)はネットワークドライブ上にありますので,これらの場所で実行ファイル(exeファイル)を直接起動したり,ファイルを開いたりすると,障害の原因となることがあります。必ずデスクトップやUSBメモリにコピーして作業しましょう。

このほか,ポータルサイトのリンクからクラウドストレージサービスOneDriveがあります。自宅などでの予習・復習・課題作成などにぜひ活用しましょう。

ユーザー毎の保存容量の制限について

クライアントPCを利用するときは個人のアカウントでログオンしますが,個人の構成情報(デスクトップ環境等や作成・保存したファイル)は自動的にサーバに保存されます。
大きなサイズのファイルを保存しますと,個人ごとの保存領域が肥大化し,結果としてシステムに大きな影響を与えますので,デスクトップや「マイドキュメント」内の保存用フォルダ(Z:\保存用)への保存は必要最低限とし,GoogleDriveやOneDriveなどのクラウドストレージ、USBメモリ等メディアへの保存をご指示ください。なお,ログオフができない場合等の対処方法については,「4.各種教育用システム利用申請書について」に記載されている教育用コンピュータシステムのWebサイトから,操作説明をご覧ください。

e-learningシステム(Blackborad)利用について

文理学部では平成17年度よりWebブラウザーを利用するe-learningシステムとしてBlackboardを導入しています。
このシステムには教材提示・テスト・課題提出などの機能があります。
詳しくは,e-learning Blackboardを参照してください。


● CMS(キャンパスモバイルシステム)

キャンパスモバイルシステムとは無線LAN及び有線LANを利用して文理学部LANに接続するもので,メディアラボなどの コンピュータ室とほぼ同等なネットワーク環境が利用できます。
平成24年度よりセキュリティ対策を強化した,CMSおよび一時利用者向けのCMS-GUESTの運用を開始しています。また証明書認証によるCMS-Certも運用しています。

なお,すべてのクライアント端末の接続を保障するものではありません。また電波の状況によって接続できない場合もありますのでご了承ください。

接続方法などで不明な点は,インフォメーション・スクウェア(図書館棟1階)のPCアドバイザーが初期対応をいたします。

接続可能な場所

2023年3月17日現在,学内で無線LAN接続可能な場所は以下の通りです。

802.11a/b/g/n/ac(最大600Mbps) SSID: CMS  ※3号館のみ802.11ax

 

本館 センターホール(地下1階),ラーニングコモンズ(1階),アカデミックコモンズ(1階),廊下(地下1階~7階)
1号館 各教室(1階~3階 ※130教室を除く)および廊下(1階~3階)
2号館 タワーホール(1階),各教室(2・3・6・11階)
3号館 カフェテリア秋桜(1階),ラーニングホール(1階),グローバル教育研究センター(2階),各教室(2~5階)
4号館 各教室(1階~4階)
7号館 ラーニングホール(1階),7号館廊下(1階~4階)
8号館 レクチャーホール(1階),廊下(地下1階,2~4階)
9号館 廊下(1~3階)
図書館棟 インフォメーション・スクウェア(1階),オーバル・ホール(3階),メディア・ラボ1~6(3階),メディア・コラボレーション・ルーム(3階)
百周年記念館 エントランス(1階),国際会議場(2階),各会議室(2階),総合体育館ランニングバルコニー(2階)
サクラスポーツ&ジムナスティックスセンター ダンスルーム,多目的ルーム(1階),体操場(2階)
正門 総合受付

2023年2月13日現在,学内で有線LAN接続可能な情報コンセントの場所は以下の通りです。

平成25年3月より利用方法が変更になりました。

本館 センターホール(地下1階)(※),ラーニングコモンズ(1階),アカデミックコモンズ(1階)
1号館 各教室(1階~5階)
2号館 各教室(2・3・6・11階)
3号館 各教室(2~5階)(※)
4号館 各教室(1~4階)
7号館 各教室(地下1階・2階)
8号館 レクチャーホール(1階)
百周年記念館 各会議室,多目的ホール,ステージ,ラウンジ(※)
図書館棟 オーバル・ホール(AV操作卓は除く)(3階)(※)

※の場所は一般利用者向けのCMS-GUESTもご利用可能です。

 

図書館内の以下場所でもご利用可能です。
利用規約・利用方法は文理学部図書館のサイトをご覧下さい。
(左メニューの「利用案内」>「持ち込みノートパソコンの利用」の項目)
・図書館1階 実用書・新書サイズ本・文庫本コーナー南側個席
・図書館2階 閲覧室吹抜回り個席
・図書館2階 グループ閲覧室
・図書館2階 ラーニング・スクウェア内東側個席

利用方法

(1)CMSの利用方法

利用の際は,申請不要ですが,文理学部教育用アカウント(SやTアカウントなど)が必要となります。
接続するための設定については無線LAN,有線LANそれぞれ以下のマニュアルを参照してください。(学内からのみ参照可能)

無線LAN利用マニュアル(CMS)
有線LAN利用マニュアル(CMS)

(2)CMS-Certの利用方法

証明書を端末に登録することで,CMS(無線)利用時の毎回行っていた認証を簡略化しました。
ご利用にはCMSと同じく文理学部教育用アカウント(SやTアカウントなど)が必要となります。

※Windows11をご利用の方はWindows10版のマニュアルを参照ください。

CMS-Cert利用マニュアル
CMS-Cert 証明書更新申請・設定手順

(3)CMS-GUESTの利用方法

学会など一時利用者向けのCMS-GUESTについては,申請が必要となりますので,コンピュータセンターまでお問い合わせ下さい。

利用時の注意

・すべてのクライアント端末の接続を保障するものではありません。また電波の状況によって接続できない場合もありますのでご了承ください。
・セキュリティ対策システムにより,通信の一部が遮断される可能性があります。
・緊急メンテナンスなどにより,やむを得ず予告なくサービスを停止することがあります。


● アカウントについて

アカウント(ユーザーID)

(1)教育用アカウント(ユーザーID)
文理学部の教育用システムを使用するには,文理学部の「教育用アカウント」が必要となります。
アカウントは,2011年度よりガイダンスで配布しています。このアカウントで利用できるサービスには以下のようなものがあります。
なお、取得したアカウント(ユーザID)は,学部を卒業するまで有効です。
・文理学部内のコンピュータ教室
・インフォメーション・スクウェア
・CHIPS(Web履修システム)
・COMITS2(情報掲示板)

(2)NU-AppsG
日本大学が提供するサービスを利用するためのアカウントです。「教育用アカウント」とはユーザIDもパスワードも異なっています。
このアカウントで利用できるサービスには以下のようなものがあります。
・Blackboard Learning System R9.1(e-Learningシステム)
・NU-MailG(Gメール)をはじめとするGoogleの各種サービス
・Microsoft 365 等の各種サービス

※備考
教育用stuアカウントのOneDriveについて
「教育用stuアカウント」で利用していたOneDriveは,引き続き利用できます。「NU-AppsG」とアカウントを切り替えて利用してください。また「教育用stuアカウント」は,将来的に終了予定のため,早めに「NU-AppsG」を利用するサービスへの移行をお願いします。

メールアドレス

上記(3)NU-AppsGのNU-MailG(Gメール)を利用できます。

パスワード

初期パスワードはアカウントと同時に発行されます。パスワードは大切なものですので、悪用されることのないよう,十分に注意してください。

  • アカウントやパスワードを忘れたとき

    • NU-AppsGと教育用アカウントのアカウント名やパスワードがわからなくなった場合は,下記リンクの専用フォームから申請してください。

      ※現在概ね2営業日以内に回答しています。回答が届かない場合には再度申請する前に「迷惑メールフォルダ」を確認してください。「転送」設定されている場合には,転送元のメールの受信BOXを確認してください。

    • 文理学部各種アカウント情報申請フォーム

  • 教育用アカウント パスワード変更ツール

    • 教育用アカウントには、利用者自身でパスワード変更が行える「パスワード変更ツール」という機能があります。セキュリティの観点から初期パスワードは変更することをお勧めします。
      ※なお学外からご利用の場合は,手順が異なります(下記をご確認ください)。
      ※Blackboardにログインできるようになるには15分程度かかります。
      ※COMITS2やCHIPS,CMSやPC教室にログインするパスワードも変更になっていますのでご注ください。

    • パスワード変更ツール

学外からのパスワード変更方法

※学外からパスワードを変更するには以下の手順となります。
—————————————-
1.下記「教育用サービスポータル」ボタンをクリックする
2.ページ下部の「教育用サービスポータルアクセス」をクリックし現在のパスワードでログインする
3.「パスワード変更ツール」と書かれたボタンをクリックする
4.以下の内容を入力し「変更」をクリック。
  ユーザ名:教育用アカウント
  旧パスワード:現在のパスワード
  新パスワード:ご自身で決めるパスワード
  新パスワード確認:上記と同じもの
5.「変更しますか?」とメッセージが出るので「OK」をクリック
6.上記でパスワード変更完了となります。
—————————————-



● インフォメーション・スクウェア

概要

インターネットもできる約170台のPCとプリンターが設置された自習用の施設です。用途によって主に3つのエリアに分かれています。
※現在は,MultiMediaゾーンを発話を伴うオンライン授業を受講できる場所として開放しています(2022年11月)

詳細は下記リンクからご覧ください。


● e-learningシステムについて

文理学部コンピュータセンターでは2005年4月に,e-LearningシステムとしてWebCT Vista Ver.3の運用を開始しました。 WebCT社がBlackboard社に買収されたため現在は,Blackboard Learning System R9.1を運用していますが,毎年1年次必修科目の「情報リテラシー」では本システムを利用してアンケート,課題,テスト等の実施を行っています。 このため1年生全員が本システムの利用経験がありますので,他の科目でもスムーズにe-Learningシステムを利用できます。

利用方法について

e-LearningシステムはWebブラウザーから利用する場合は全ての機能が利用できます。 教職員向けのコース「Bbサポート」を用意しており,利用ガイドブックや活用事例などを掲載しています。また対面で利用方法などに対応するサポートデスクも年間15日程度開催しています。開催日時など詳細についてはコンピュータセンターのHPでご案内します。

2019年度より学部すべての開講科目のコース作成を行っていますので,教員による利用申請は不要となりました。

利用にあたっての注意事項

Blackboard Learning System R9.1は他のインターネット上の様々なサービスと連携することができます。例えばYouTubeやSlideShareなどにあるビデオやスライドと相互連携することができますが,設定によっては意図せず自分の講義資料が共有される場合がありますので注意してください。またレポートの窃用情報機能や採点をダウンロードせずにオンラインで実施する場合にデータが本学部外と共有される場合がありますのでレポートに学生名や学生証番号等を記載しないなどの注意をお願いします。

※2020年3月実施のバージョンアップにより,Internet Explorer 11がサポートブラウザ対象外となりました。現在の推奨はChromeとなりますので,ご注意ください。

※BlackBoardに関する問い合わせについて,教員の皆様は「Bbサポート」,学生の皆様はコミュニティ「遠隔授業サポート」に掲載している各種手順書やFAQ,掲示板などを参照していただき,それでも解決しないには,メールにてchs.bbsupport@nihon-u.ac.jpあてにお願いいたします。なお返信・回答についてはコンピュータセンター事務室の受付時間内となります。

科目(コース)への自己登録について

学生の皆さんが科目(コース)の教材にアクセスするためには原則として事前に登録が必要です。(1年次の情報リテラシーについてはクラス指定のため,あらかじめ指定されたコースへ登録済です。)各自でBlackboardにログイン後,担当教員の指示に従い,履修科目を検索し登録します。

ガイダンス期間中に開催されたシステム関係説明会資料(コミッツ2に掲載)を参照後,Blackboardのコミュニティ「遠隔授業サポート」のBb学生用簡易マニュアルを参照しましょう。


● 授業支援ボックスについて

【重要】授業支援ボックスの終了について
 令和5年度を持ちまして「授業支援ボックス」(本館2階・講師室設置)のサービスを終了いたします。令和5年度中であっても授業支援ボックスに故障があ った場合は,サービス終了が前倒しになる可能性がございます。ご承知おきください。


2018年4月より導入した富士ゼロックス社製「授業支援ボックス」は,文理学部における共通LMS (Learning Management System)として導入している「Blackboard Learn」と連携することにより,以下を実現します。

  • フィードバックにかかる時間の削減および採点に関わる教員の工数削減

    • テスト・レポートのソート(並べ替え),集計時間の短縮

    • テスト・レポートのソート(並べ替え),集計時間の短縮

    • 採点結果の電子化およびLMSへの登録時間の短縮

  • きめ細かいフィードバックによる授業の質の向上

    • タイムリーなフィードバックによる学生のモチベーション向上

    • LMSの利用拡大による授業の質の向上

  • 学習成果の一元管理

    • 採点結果を保管するためのスペースの削減

    • 紙および電子の学習成果のLMSによる一元管理

利用方法について

授業支援ボックス専用用紙(A4・A5)はこちらからダウンロードしてください。
授業科目名などをあらかじめ入力の上,印刷・配布することができます。

利用にあたっての注意事項

・QRコードの位置は変更しないでください
・印刷した専用用紙について,コピーして使用する場合1回までは可能です。
・コピーした用紙をさらにコピーすると正常に取り込めない可能性があります※。

※用紙フォームの背景にある読み取りコード(MISTCODE)が適切に印刷されていないと、 スキャンデータがBlackboardに転送されません。何度もコピーを繰り返した書類や輪転機で複製した書類は読み取りに失敗します。複合機でネットワーク印刷をしてください。

授業支援BOX設置のご案内
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