文理融合のカリキュラム

文理学部では人文系・社会系・理学系の様々な学問が1つの学部に集結し,専門・専門外を問わずどんな興味・関心にも応えられるよう多数の科目が用意されています。
卒業の単位として必要な,全学共通教育科目,総合教育科目,外国語教育科目,基礎教育科目,学科専門科目の分類以外に,主に資格取得を目的とした6コース科目(教職コース・司書コース・司書教諭コース・学芸員コース・社会教育主事コース,日本語教育コース)を設けています。
文理融合の科目群
全学共通教育科目
「自主創造型パーソン」を育成するために必要な「自主」性を涵養し,「創造」性への導入を目指した全学共通初年次教育科目「自主創造の基礎」を全学部において1年次に展開しています。
日本大学の学生一人ひとりが「自主性」と「創造性」に根ざした「将来目標を設定する意識付け」「学ぶ目的の意識付け」をできるよう設置しています。「自主創造の基礎」は1年次の必修となります。
総合教育科目
時代の変化にとらわれず,本学の学生が広く修得すべき「基礎的・基本的な総合教育科目」(総合Ⅰ群)と「学術的・時事的な総合教育科目」(総合Ⅱ群)の他,学生の多様なニーズに対応し,教員や学生が自由に設定できる公募制科目群(プロジェクト教育科目),本学部の豊富な人材リソースを活用し,卒業後のスキルアップを目指すキャリア教育科目群,国際社会で活躍する人材養成のための国際教養科目群(総合Ⅲ群)が開講されています。国際教養科目群は「国際日本学」,「アカデミック・ライティング」,「日本語教育コース」から構成されています。
外国語教育科目
英語,ドイツ語,フランス語,中国語,スペイン語,韓国語/朝鮮語,ロシア語によって構成されています。英語科目のうち,「英語1~8」は,習熟度別クラス授業を行っています。基礎レベルから高度な能力の養成や実践的な技能習得のための科目まで幅広く設置されています。また,外国人留学生用に日本語がレベル別に開講されています。
基礎教育科目
健康・スポーツ教育科目
講義科目である「健康・スポーツ教育論」は,オムニバス形式で異なる分野の教員による多角的な視点から健康・体育・スポーツに関する講義を行います。実技科目である「健康・スポーツ教育実習」はフィットネス,レクリエーションスポーツ,トレーニング,ボールゲーム,アウトドアに類する科目が設置されています。
コンピュータ科目
情報化社会に対応する知識および基本ソフトウェアの実践的な技能を修得するための科目群によって構成されています。科目群の中に示されている「情報リテラシー」は,大学での学修に求められるICT活用の基本的能力を養うことを目的とし1年次の必修科目となります。
学科専門科目
学科専門科目は,各学科の専門的な科目によって構成されています。
コース科目
各種資格取得に結びつく「教職」「司書教諭」「司書」「学芸員」「社会教育主事」の5コースから構成されています。
オンデマンドシラバス
シラバスとは学生が講義を履修するにあたり、授業計画や学習の到達目標、単位の評価方法などの参考情報をまとめたものです。他大学と同様に文理学部でも毎年シラバスを公表しています。ただ、文字情報だけで伝えるシラバスでは不十分であると考え、動画によるシラバスを作成し、学生の学習のモチベーション向上を図るとともに、受験生や保護者の方々に授業の雰囲気が少しでも伝えることを目指しました。