【国際交流】芝浦工業大学及びスラバヤ工科大学(インドネシア)開催オンライン協働学習プログラムに文理学部生が参加しました

2022.12.19

GREC

 文理学部は芝浦工業大学が主催する産官学連携のGTIコンソーシアムに参画しており、その中の Global Project Based Learning (gPBL)プログラムに学生が参加しました。今回gPBLでは、(株)IHIのプロジェクト課題に対して芝浦工業大学や文理学部の学生とインドネシアのスラバヤ工科大学などの学生が、一緒に学習し協働で解決策を考えるという課題解決型学習方法であり、片方の国にメンバーが対面で集まり行っていたイベントがコロナ禍でオンライン開催となったため文理の学生にも参加しやすいものとなりました。

 

(株)IHIからのテーマは、「アンモニア燃料」「バイオマス燃料」「森林管理」の3つであり、日本とインドネシア合わせて50名ほどの学生が5つのチームに分かれ、テーマの1つを掘り下げ学習しました。9月より3回のプレ学習会の後、毎週の10回のZoomミーティングがあり、最後の12月2日にはチームごとの最終発表会を行われました。

 

 国際協働学習であり、英語でのコミュニケーションが求められますが、設定テーマが環境問題であり理系の課題であり、専門的な語彙力だけでなく、科学リテラシーの素養も要求されるテーマでした。クラウドドライブを共有しての英語での情報交換やZoomブレイクアウトルームでのコミュニケーション、英語力のみならず環境問題の知識や国際感覚を広く修得できるものでした。

 

 門外漢のテーマを英語で学習するという困難でしたが、文理学部の2名の学生(英文学科と体育学科)が最終プレゼンテーションまで学習を続け立派に発表を行いました。社会のグローバル化がこれから加速する中、今回のgPBLを通して経験した海外の学生との交流は、本当に有益であったと感じます。今後もこのような機会を学生に提供できるよう努力したいと思います。

国際交流委員 十代 健(物理学科)

 

 

ブレイクアウトルームの様子

最終プレゼンテーション(アンモニア燃料)

最終プレゼンテーション(バイオマス燃料)