英国ダーラム大学と日本大学文理学部とのご交流会を実施しました
2022.01.29
GREC
2022年1月29日(土)日本時間午後7時(英国時間午前10時)より本学部と英国ダーラム大学との学生との間で英語と日本語を使用したご交流会が開催されました。
グローバル教育研究センター外国語教育部門主催のイベントの1つとして鴨澤小織准教授(社会福祉学科)からのご縁を頂きまして英国ダーラム大学の小夜ウイルキンソン先生(日本語教育)との間でご交流会を持つためにZoomミーティングとメールによる議論を重ねて漸く念願の実施に至りました。英国と東京の間の9時間の時差を超えて、当日は英国は午前10時より、東京は午後7時より異文化交流・国際交流の機会を持ちまして双方の学生教員を合わせまして19名が参加しました。
最初にメインルームで簡単な自己紹介の後、4つのブレイクアウトルームに分かれて、4名のダーラム大学の学生が1つずつのブレイクアウトルームに入りそこに文理学部の学生が2名から3名入るという形でゆっくりとではありましたが確実に双方の第二言語を使用してコミュニケーションを図っておりました。ダーラム大学の学生は思った以上に日本語能力も高く、又親日家のようで東京、京都や奈良、箱根の温泉に行ったことがある等の話で盛り上がっておりました。また、文理学部の学生にロンドン・アイや英国の観光名所の一つであるストーンヘンジのことを説明しておりました。
当初は、最長で60分間を予定しておりましたが、「もっと話がしたい」「グループを変えて他の人とも話したい」という希望が出て予定を30分延長し90分間のやり取りを楽しみました。最後の方では名残り惜しかったのかチャットのセクションにLINEやインスタグラムのアドレスを記載し連絡先を交換しました。コロナ禍により双方が来日、渡英の実現が難しい中で貴重な異文化交流の機会となりました。文理学部の学生にとりましては英国英語に触れる機会も珍しかったのかアメリカ英語やカナダ英語、オーストラリア英語とも違ったBritish Englishを直接耳にする良いチャンスでもあったようです。学生の皆さんにはこれを契機にWorld Englishes という概念にも親しんで頂けたのではないかと思いました。
当日は、鴨澤小織准教授(社会福祉学科)、十代健教授(物理学科、国際交流委員会委員長)閑田朋子教授(英文学科、総合研究「ICTを利用した文理国際化」研究代表者)、ティモシーグティエレズ准教授(総合文化研究室、GREC外国語教育部門)にご参加頂きご助力を頂きました。心より御礼を申し上げます。
文責:小林 和歌子准教授(グローバル教育研究センター副センター長・外国語教育部門長)