【学部長メッセージ】令和4年度後学期「原則として対面授業」の継続について
2022.07.29
教 務
文理学部長 岡 隆
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は、第7波のただなかにあり、増加傾向に歯止めがかかっていませんが、これまでがそうであったように、いずれ波は静まるものと思われます。また、ウィズコロナ社会への転換を視野に入れて、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いを季節性インフルエンザと同じ扱いに見直すなどの動きも活発になってきました。
文理学部は、昨年度までは遠隔授業を原則としてきましたが、この間に、ウィズコロナ時代の対面授業のための設備を拡充し、感染症対策のための実践的なノウハウを蓄積しつつ、令和4年度前学期に、十分な感染症対策を行ったうえでの「原則として教室での対面授業」を実施することに踏み切りました。学期初めは、多くの学生がキャンパスに溢れ、対面授業と学内からの遠隔授業が併用されたために,かなりの混乱と困難が生じましたが、学生、教職員のご協力によって、なんとか前学期を終え、夏季休暇を迎えることができそうです。世界的な半導体不足のためにWi-Fiの増強がままならないなど、まだ課題は残ってはいますが、これからもひとつずつ解決していきたいと思います。
このような現状を踏まえ、9月23日からの後学期は、前学期同様の「原則としての対面授業」を継続していきます。もちろん,前学期同様、対面授業に参加できない事情を抱えた学生、教員に対しては、すべての授業で十分な配慮を行っていきますので、合理的な理由があって教室に参加できない人は安心してください。
第7波がいつ収まるか、また、いつ新たな波が押し寄せるかわかりません。後学期が始まってからも、一時的に遠隔授業に切り替えることもあるでしょう。臨機応変はやむを得ないことです。しかしそれでも、ウィズコロナ、アフターコロナに向けて着実に歩を進めていきましょう。「原則として対面授業」の継続に向けて準備をお願いします。
以 上