英国ダーラム大学と日本大学文理学部との2回連続ご交流会を実施
2023.03.14
GREC
英国ダーラム大学と日本大学文理学部との2回連続ご交流会を実施しました。
2023年2月18日(土),2023年3月4日(土)両日とも日本時間午後7時(英国時間午前10時)の2回にわたり本学部グローバル教育研究センター(GREC)外国語教育部門主催で英国ダーラム大学日本学科と文理学部との学生間で,英語と日本語の両方を使用した交流会が開催されました。両校の間で交流会を持ってからすでに今回で4回となります。ダーラム大学の学生と文理学部の学生の中にはすでに顔見知りもいて,和やかな雰囲気で進めることができました。
第一回目(2月18日)は,ダーラム大学から10名,文理学部から5名の学生が参加してくれました。学生教員を合わせまして19名が参加しました。第二回目(3月4日)は,ダーラム大学から4名,文理学部から5名の学生が参加,学生教員合わせて14名が参加しました。
最初はアイスブレークとして簡単なクイズをしてから,4つのブレイクアウトルームに分かれて,あらかじめ用意をしたトピックについて,日本語と英語を混ぜながら和やかに進んでいきました。第1回グループ分けは,英語で積極的に話す文理学部の学生とダーラム大学の日本語初学者,ダーラム大学の日本語上級者と文理学部の学生で英語で会話することに慣れていない学生という組み合わせで行いました。教員が用意したトピックから話題が広がり,会話の中で出てきたイギリスのパンケーキ,イギリス製オーブンの話などについて,文理学部の学生からの質問にダーラム大学の学生が日本語と英語を混ぜ,実物を見せたりしながら説明をしていました。
第2回では,日本語中心のグループと英語と日本語を混ぜた会話ができるグループに分けました。日本語中心グループには,昨年文理学部を訪問した日本語能力の高い学生と文理学部の学生が,日本での経験や食べ物の話題で盛り上がっていました。これで2022年度の両校の交流会をすべて終えて学生からの感想を聞きました。ダーラムの学生からは,「リラックスした雰囲気の中で日本語を話せる貴重な機会だった」,「日本の話を聞いて楽しかった」などの感想があり,授業とは違った交流会が語学学習の継続意欲につながっているとのことだった。
文理学部の学生からは,「イギリスの同年代の学生と初めて話をするので緊張したが,もっと英語を勉強したいと思った」という感想があり,交流会を通して語学学習の楽しさを実感したようでした。この交流会を通じて,いままでイギリスに興味を持っていなかった,イギリス英語に触れる機会の少なかった学生にとって良い機会になり,語学学習への意欲向上や異文化理解に少しでもつながっている事がわかりました。
来年度も交流会は継続の方向で計画を進めています。交流会には、第一回に十代健教授(物理学科、学務副担当),第二回には,閑田朋子教授(英文学科、企画広報副担当)にご参加頂きご助力頂きました。小林和歌子准教授(グローバル教育研究センター副センタ―長・外国語教育部門長)には主催側としてチラシの作成やZoomの設定等ご尽力頂き2回ともご参加頂きました。心より御礼を申し上げます。
文責: 鴨澤小織准教授(社会福祉学科)
英国ダーラム大学と日本大学文理学部ご交流会2023年(最終版)_20230212_0001