日本語教育人材養成・研修カリキュラム等開発事業(文化庁・2019年度~2021年度)が終了しました

2022.03.28

GREC

 文化「日本語教育人材養成・研修カリキュラム等開発事業」(2019年度から2021年度までの3年計画,計27か月間)が2022年3月18日付で終了しました。
 本事業は,以下の4項目を柱にして展開されました。
(1) 大学院文学研究科における日本語教員養成コース教育課程の新設とその運営基盤の形成
(2) 大学院日本語教育コースの教材の検討と開発
(3) 日本語教育実習の運営
(4) その他関連する取組:
・日本大学文理学部留学生・日本語教育センター(令和2年度より「グローバル教育研究センター」として改組)設立と機能の向上
・日本大学文理学部オンデマンドシラバスならびに教材用動画の作成
・留学生に対するサポーターの育成
 実施内容としては,まず,2019年の準備期間を経て,2020年4月に日本語教育コースを開設しました。また,日本語教育実習(Covid-19のため,国内実習のみ実施)を含むカリキュラム開発や日本語教材用動画および教具(絵カード等)の作成を行いました。これらのほとんどは,現在日本語教育コースのホームページにて公開中です。さらに,関連する取組として,留学生への総合支援(学業面・生活面)をめざした「留学生サポート室」及び「留学生サポータ―」制度を新設し,順調に運営しています。
 事業実施内容の詳細については,後日公開予定の最終報告書をご参照ください。

 本事業は途中でCovid-19という想定外の事態に直面しましたが,試行錯誤を重ねながら学内外の関係者・協力者各位と協力し当初の計画以上の運営ができるよう尽力しました。

 本コースが2020年に無事に開設し,円滑な運営ができたのは,本事業と学内外の関係者・協力者のみなさまの支援のおかげです。深く御礼申し上げます。

 

【リンク】
・文化庁:2019年度日本語教育人材養成・研修カリキュラム等開発事業の募集(第二次募集)について
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/1417514.html

・日本語教育コースはこちら
https://www.chs.nihon-u.ac.jp/japanese_education/