【展示開催情報】日本科学未来館 特別展「きみとロボット ニンゲンッテナンダ、ナンダ?」にて非自然言語ロボットの展示・ワークショップ・体験会を開催
2022.06.30
RINGS
日本科学未来館で開催中の特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」(会期:2022/3/18〜8/31、約90種130点のロボットが集結する国内展覧会史上最大規模のロボット展示会)にて、文理学部次世代社会研究センター(以下,RINGS)が出展しております。また、出展内容に合わせたロボットを用いたワークショップや体験会を企画・開催しました。
■展覧会情報
特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」
主 催:日本科学未来館
■取り組み内容
【展示】非自然言語ロボット
・実施日時:2022年3月18日(金)~8月31日(水)
・内 容:言葉を話さない、あいまいさを重視した非自然言語ロボットの展示。
【ワークショップ】「ロボットを通して好きを考える」
・実施日時:2022年6月5日 11:00〜11:30、13:00〜13:30、15:00~15:30
・対象年齢:8歳以上
・内 容: 非自然言語ロボットとの対話を行いながら「ものを好きになるきっかけ」を考える機会を提供する。
【体験会】「ロボットとのしりとり体験」
・実施日時:2022年6月4日 12:00~15:00, 11日, 25日 12:00~14:00(所要時間約5分)
・参加者 :どなたでも
・内 容:非自然言語ロボットがどのような単語を発しているかを参加者が推測し問いかけながら、ロボットとのしりとりを楽しむ。
■成果
●6月5日に実施した計3回のワークショップはいずれも満席で、子供から大人まで、はるばる新幹線に乗って東海地方から来場された参加者もいた。ワークショップ後のアンケートでは「楽しかった」「ものを好きになるきっかけを考えた」との回答が数多く寄せられたほか、「心について考えた」といった感想も聞かれ、ワークショップを通してロボットとコミュニケーションするだけでなく、心について向き合うきっかけを与えることができた。
●6月4日, 11日, 25日に実施した体験会は、のべ約90組(200人)が参加した。とくに親子連れが多く、RINGSセンター生は積極的に子どもたちに話しかけロボットとのしりとりコミュニケーションを促していた。言語が通じなくても相手の思いを推しはかりコミュニケーションを進展させていく経験を提供できた。〈TOP写真参照〉
●RINGSに所属する社会人(プロボノ)と、RINGSセンター生(大学院生・学部生)が連携し、イベント企画立案から当日の運営までの全てを行った。
大舞台で活躍したRINGSメンバーからは「はじめて一緒に活動する仲間と短期間で成功に至った経験を今後に活かしていきたい」と熱のこもった声が聞かれ、絆を深め、自己成長へつながる有意義な経験となった。
ワークショップ・展示体験会の実施にあたり、主催である日本科学未来館、朝日新聞社、テレビ朝日の皆様に多大なお力添えをいただきましたことをこの場を借りて心より感謝申し上げます。
今後も、RINGSの輪を活かしユニークな企画を提案・実施し、RINGSにしかできない価値を提供して参ります。